夫もやっぱり「隙がスキ」!?

「隙のある女性はモテる」という言葉を耳にします。

ですがその一方で「恋愛と結婚は別。妻はしっかりしている方がいい」とも聞きます。

ということは、この2つを合わせると、「隙のあるしっかり者」が、夫に好かれる妻の姿ということになりますが、実際はどうなのでしょう。

言葉にしてみると、ちゃんと自分の意見や考えがあり、かつ礼儀正しく親しみやすい、そのうえ料理や掃除、家事全般をそつなくこなせて家庭的・・・なんだけど、いくつになってもふとした瞬間に無防備になったり、弱さや甘えが見えたりする、思わず守ってあげたくなるような雰囲気を持つ妻、ということになるのでしょうか。

・・・ふぅ、難しい。

何が難しいか。

しっかり者の妻は、頑張ることが得意です。夫のため、子どものために自分の時間と労力を使うことを厭いません。ストレスに強く責任感があるので「私が頑張れば」「私が頑張らねば」と、知らず知らずのうちに何でもひとりで解決してしまおうとすることが多いようです。

・・・さて、そうするとどうなるか。

気持ちの上では夫を頼りにし感謝しているのに、残念なことに肝心の夫にはそれが伝わっていない、伝わっていないばかりか逆に「頼りにされていない」と夫自身が寂しさを感じてしまうことがあるようです。ですから好かれる妻でいるためには、よかれと思ってしていたことが裏目に出ないようにしなくてはいけないのです。

実際、カウンセリングでお話をお聞きしていると、自覚のない「甘え下手のしっかり妻」の方が多くいらっしゃいます。夫婦間の気持ちのズレに早く気付き、できてしまった溝が埋まる手立てを打つことが必要です。

もともと甘えることが苦手な方に「夫に甘えればよいのです!」は、まるでピンときませんよね。心当たりのある「しっかり妻」の皆さま、頑張り屋さんという長所を活かして「スキが上手に作れる妻」を一緒に目指しましょう!!