片付け妻と収集夫

数年前から「断捨離」「整理収納」「ときめき片付け」などの流行語や資格が生まれる程不要なものを減らしシンプルで心地いい暮らしをしようとされる方が多くなっているのを実感しています。

いただくご相談の中にも、片付けられないパートナーに対する不満や悩みを訴えられる方もおり、片付けをすることで夫婦仲が改善したというケースもあります。家の中が片付くとイライラする気持ちが減り心も軽くなり夫婦間の風通しも良くなるのでしたらそれに越したことはありません。

実はその一方で、片付けをしたことで逆に夫婦仲が危うくなるケースも存在します。

実際、「自分のコレクションを妻が勝手に処分をしてしまったことが許せない」と離婚を考える引き金になる場合もあるのです。

夫のコレクション。確かに妻から見たらそれは「生活に必要のないモノ」であり、「家族が気持ちよく暮らす上でも不要に感じるモノ」であったかもしれません。けれど、育ってきた環境や大切に感じていることの価値観が違う限り、夫婦それぞれで物との向き合い方も違っていて当然なのです。
 
自分の考えや、片付け方、暮らし方をパートナーに押し付けてはいませんか。家族とはいえ相手の持ち物を無断で処分すると、場合によっては『器物損壊罪』にあたることもあるそうなので注意が必要です。相手の考えを尊重し、片付けるならまずは自分のモノから、そしてその様子を見たパートナーがすすんで片付けをしたくなるように、気持ちの上で巻き込んでいくのが上手くいく片付けのコツのようです。

 

ご相談の流れへ

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存