私、癒しません。

先日お目にかかった方にこんなことを言われました。
「カウンセラーって聞くと、ピンクとか緑のイメージだったんだけど、やまやさんは黄色だね。」

 
黄色・・・キイロ。笑。
で、お聞きしてみました「キイロってどんなイメージなんですか?」と。

 
「んー、竹っていうか」(竹って緑じゃないかなぁと一瞬思いましたが)「へぇ、竹ですか。」と返すと、「うーん、なんかほら、キイロって元気になる感じがする。」だそう。

 
わぁ、嬉しい。
まさしく私は、ご相談者と一緒に笑ったり泣いたりしながら、その方自身が自分で元気になることを信じられるようなカウンセリングをしたいし、そういうカウンセラーでありたいと思っています。黄色最高!!

 
ん?ちょっと待って。
重ねて尋ねました、「えっと、ピンクはどんなイメージなんですか。」と。そしたら「ピンクは“癒し”かなぁ。だって、やまやさんは癒す感じじゃないでしょ。」と即答。あらら、そうですか。

 
色のイメージは人ぞれぞれですし、ピンクを癒しと感じる方が多いのもうなずけます。身の回りにも、男性は青、女性は赤(ピンク)のトイレ表示、出産祝い、一昔前のランドセルと、子どもの頃からの色による男女の区別を目にしているのですから、ピンクは女性らしさや優しさをイメージさせ、それが癒しというキーワードに繋がったのでしょう。

 
さて、
“癒し”ということで言うならば私、ご相談者を癒しませんよ、というか癒せませんよ。優しくふんわり包み込んで慰めたりも致しません。あ、だからといって、ビシバシ指摘して指示を与えるわけではないです。“癒す”って結局、自分でしかできないもののように思うから。ご相談者とお話をする中で、その方が客観的に自分を見つめて同時に内面に向き合いながら、気持ちを整理したり受け入れたりしていく。結果“癒された”という感覚になるならば、それはご自身の力です。だって私は、癒すことを目的にしていないのですから。

 
そんな“黄色い私”の次回「パートナーシップスキルアップセミナー」は、10月25日(水)18:30~20:30、会場は渋谷です。ご参加お持ちしております。

http://anubis-huhumondai.jp/seminar/
夫婦問題カウンセラー 山谷育子