「ケンカするほど仲がいい」
よく言われることわざですね。
私の場合、賛成!とは言いませんが、大いにうなずけるところがあります。しかも逆説で。
本当に仲の良い関係であれば本音で話ができ、信頼関係も築けているので、意見の食い違いがあってケンカをしても人間関係が壊れることはないというのが、このことわざの意味するところでしょう。
で、思い出してみました夫婦喧嘩・・・あれ?記憶なし。
時間・お金・家事・仕事等々、お互いに不満がなかったわけではありません。
では、お互いが自分の気持ちを言葉にして、冷静に話し合っていたか。うーん、それもなかったような。ケンカになりそうになるとどちらかが黙る、もしくはその場を離れる行動を繰り返していた気がします。不機嫌を引きずりたくない私は、数時間後、あるいは翌朝には何事もなかったような顔をし、且つ決してその話題をぶり返すこともしませんでした。そして、小さな問題は解決せぬまま積み重なり、気づけば大きなズレになっていることを実感したのでした。
とはいえ、
必ずしも夫婦喧嘩をした方がいいとは言えません。というか、そもそも「ケンカ」をする必要はないのです。
ケンカと話し合いは別物です。
自分の意見を一方的にパートナーに押し付けたり、感情に任せて思わず心ないひと言を言ってしまうということのないように、話す言葉や伝えるタイミングは選ぶべきです。
言いにくいことが言える関係でいるためには、普段からパートナーの考えていること、感じていることに関心を持ち、ほめたりけなしたりできていることも大切かもしれません。
「私とパートナーは同じではないのだから、お互いの考えは違って当然、」なのです。どちらが正しいかを考える前にまず、パートナーの個性を認めること。そうすればケンカにならずに話し合いで問題解決ができる、本当の思いやりのある夫婦関係が築けるのではないでしょうか。
そんな私だからこそ!!
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